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永遠のソーイング初心者 黒やぎが綴る、縫い物の記録&時々その他。夢は桃やぎ服量産。

森と湖の国4

ヘルシンキでは普通に観光したりデザインディストリクト(北欧デザインの旬なお店が集中しているエリア)を歩き回ったりもしたが、個人的にツボだったのは蚤の市とセカンドハンドショップである。

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ヒエタラハティの蚤の市は、日本人観光客にも人気のマーケット。
旅行中日本人とすれ違うことはほとんどなかったが、こことマリメッコ本社だけは例外で、買い付けと思われるトランク持参の人もいた。
デザイナーやプロダクト名にはとんと疎い自分も、「あ、あれ見たことある!」「む、これカワイ~❤」の連続で、テンション上がりっぱなしだった。

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よさげな店はいろいろあったが、なかでも直球ど真ん中だったのがこのお店(花瓶とグラスを購入)
旦那さん(店主)と奥さん(お手伝い)の2人で夏場だけ趣味でやっているお店だそうだが、商品のセレクトがすばらしい。
当日は頭に血がのぼりすぎていたらしく、いろいろ見たはずが断片的な記憶しかない。
次に行く機会があったらどっしり腰を据えて(迷惑)、1個1個じっくり吟味したい。

ちなみに蚤の市はもう1つ、Valtteriという室内マーケットもあると聞いていたが、行ってみたけどどこにもそんな気配はなく、数年前に再開発のため閉鎖されたことが後からわかった。しょぼん。

蚤の市も楽しいが、セカンドハンドショップも楽水~♪
古い品を扱うお店はちょこちょこあるものの、「アンティーク」「ヴィンテージ」「コレクター」的な品揃えのお店になると、お値段もそれなり。
しかし同じ(ように見える)商品でも、もう少し気安いセコハン的なお店だと、これがずいぶんお安かったりする。

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マグカップを買ったのもそんなお店の1つで、近所の人が不用品を委託販売しているためお値段も抑えめらしい。
相場のことはさっぱりな自分でも、ヒエタラハティの蚤の市の後でここに来るとその差は明らか。
思わず店内にいた2人組の日本人旅行者に「ここ安いですよねー! びっくりですよねー!!」と、馴れ馴れしく話しかけてしまった(笑)

「近所の人が不用品を持ち寄った」的なお店はハメーンリンナにもあって、こちらはより玉石混交というか、リサイクルショップに近い感じだった。
しかしフィンランド人にはガラクタでも日本人にはお宝かもしれず、「掘り出し物はいねが~」とあれこれ物色するのはめっちゃ楽しそう。
次にフィンランドに行った時は観光は最低限で済ませて(え?)、こういうお店ばかり見て回りたい!と思う私であった。

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ヘルシンキから高速バスで1時間のポルヴォーは、中世の面影を残す旧市街が人気の古都。
「旧市街にはアンティークショップも多い」とガイドブックに書いてあったものの、特に期待もせず観光目的で行ったら、これが予想外の充実っぷりだった。
小さなエリア内にぽつぽつあるお店はどこも驚くほど品揃えが豊富で、しかもヘルシンキに比べて全体的にお安め(たぶん)
ポルヴォー自体いいところだったけど、お店巡りをするためだけにまた来たい!と思うほどだった。

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特に、川沿いの赤レンガ倉庫群でおじいさんが1人でやっていたお店(ティーカップを購入)はあまりにもツボすぎて、今思い出しても胸が苦しくなる(何のこっちゃ)
英語が堪能なフィンランド人が多い中、おじいさんはそうでもないらしく、花瓶のようなうつわのような気になる陶器があったので、「これは何に使うものですか?」と聞いたところ、百科事典ぐらいブ厚くて年季の入った芬英辞典を取り出し、指差した先には「Sugar pot」の文字が。
「オーーー、シュガーポット!」「イエス、シュガーポット!」と、アナログな日芬間コミュニケーションが成立した瞬間であった(笑)

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帰国前、現地で買った割れものを梱包したところ。
今回はスーツケースをレンタルしたのだが、「大は小を兼ねるはず」とLサイズにしたらデカすぎて、片面はガラ空き、もう片面も2/3ぐらいまでしか埋まらない。

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苦肉の策で昔VHSテープを収納するのに使っていた組み立て式プラスチックケースを入れてみたら、空きスペースにうまいこと収まるではないか。
そこで、行きはこの中にガムテープやプチプチ、新聞紙を詰め、帰りはこれらで梱包した割れ物を入れて、無事無傷で持って帰ってくることができた(結局スーツケースの片面はガラ空きのまま)
単にプチプチで包むより安心だし、使わない時はたためるし、我ながらいいこと思いついたな~と自画自賛。
次回(っていつよ)もこの方法にしようっと。

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ちなみに、街歩きがてらソーイング関係のお店も探したが、手芸店はいくつかあったものの、縫い物より編み物が人気らしく、ボタンなどの副資材はあっても布はなし。
ミシン屋さんらしきお店(定休日だった)はあったし、マリメッコのようなテキスタイル店はあるのだが、無地のリネンとかコットンとか、ごく普通の服地用生地はまったく見かけなかった。
本屋さんでは少ないながらソーイング本も置いてあり、その中には月居良子さんの本@フィンランド語版もあったので、それなりにソーイング愛好者はいると思うのだが、皆さんどこで布を買っているのでせう?

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フィンランドの人は総じてあたりが柔らかく親切で、私もずいぶん助けてもらった。
治安もいいので気が緩みまくって、最後の方は「もっと緊張感をもたねば!」と己を戒めたほど。
次に行く機会があったら、セコハン&リサイクルショップ巡りして、森と湖の本場(?)カレリア地方を旅してみたいなあ。

というわけで、フィンランド旅行記はこれで終わりです。
長々とおつきあいいただき、ありがとうございました!

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Commented by chocotto-san at 2018-08-03 09:22
黒やぎさん
おはようございます!お買い物レポ、楽しかったです!
雰囲気抜群だねー。(そりゃあ、本場だもんね!)

私も(「も」?)、ブランド名って覚えられないし、覚えるより、感覚で欲しいものを買う、っていうタイプだと思ってるのですが、そんな私でも、いいものに出会えますかねぇ?玉石混合というのがうまく見分けられるか自信ないけど、掘り出し物探ししてみたくなるなぁ。

それから、それから・・・。すごいね!ぴったんこのプラケース!(笑)余りにぴったりで、誂えたかのよう!こういうのを聞いちゃうと、私、また、箱とか「念のため」とか言って、保管しちゃいそうだよ(汗)。

そして!ドイツと同じー。毛糸専門店とかボタン店はあっても、布屋さんってあまり、(っていうかほとんど)見なかったの!「ドイツの東急ハンズ?」みたいなお店にあった布は日本の和柄が数種類あるのみで、日本人からみたら、それも、ちょっと、イマイチなモノだったし・・・。 
オットの同僚の奥様は、ネットで買うか、日本の親戚にお願いして買ってもらうって言ってたけど・・・。フィンランドも、やっぱりネットなのかしら?

フィンランドの人、優しそうよね!この間、ちらっと書いた、一瞬すれ違ったかのような、隣のテーブルに座ってた人たちも、なんだかシャイな感じで、私がニコッとしても、ニコッと笑った後、スッと、目を伏せて照れてる感じでしたー。

国内旅行は、年内、まだまだ行かれるのかしら?これからも旅行記楽しみにしています!!
Commented by kuroyagie at 2018-08-03 12:13
chocottoさんこんにちは、いつもコメントありがとう~❤

プロ(?)の人にとっては「市場価値の高いもの≒玉」なんだろうけど、我々の場合は「気に入ったもの=玉」なわけで、感覚で欲しいものを買うのが一番しっくりくるんじゃないかと。その点、リサイクルショップは何もかも一緒くただから、却って自分の好みや直感に従いやすいかも、と思ったよ。

スーツケースの隙間を埋めるために、最初は100円ショップで大きめのタッパーか箱を買おうかと思ってたんだけど、「そういやプラケースがあったじゃん!」と入れてみたら、これがぴったんこでねぇ。これの何がいいって、軽くて折りたためるところ。ライ麦スナックも粉々にならず持って帰ってこれたし、自分お手柄!って感じだよ(鼻高々)。chocottoさんもいつ役に立つかわかんないから、取っておいた方がいいよ、ほれほれ~(笑)。

そうなんだドイツも同じなんだね。マリメッコとかインテリア向けのテキスタイルは結構あったけど、無地で薄手の布がない。ドイツとフィンランドはソーイング愛好者にはちょっと不便かも。

目を伏せて照れてる感じ、わかるなあ。決してフレンドリーではないけど、困ってると真顔で(笑)助けてくれる人が多かったです。

今年はあとは御宅旅かな(笑)。あーーーでも、またどこかに行きたいなあ。アジアとか行っちゃおうかなあ(ぼそ)。
by kuroyagie | 2018-08-02 14:56 | | Comments(2)

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