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永遠のソーイング初心者 黒やぎが綴る、縫い物の記録&時々その他。夢は桃やぎ服量産。

森と湖の国2

今回の旅では、シベリウスゆかりの場所も2カ所訪れた。

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1つは生家、もう1つは人生の大半を過ごした自邸で、生家はヘルシンキからインターシティで約1時間のハメーンリンナ、自邸はヘルシンキ近郊のアイノラにある。

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フレーニさんいわく「シベリウス=マフィア顔」(笑)
若い時はそうでもないような。

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といっても最初から予定していたわけではなく、別の目的で行ったハメーンリンナに生家もあったので、ついでに見とくか~ぐらいの軽い気もちだった。
日本語のパンフレットがあったので購入、帰りの列車でつらつら眺めていたら、作曲家となってから亡くなるまでの50年間はアイノラに住んでいたとある。
「ふーん、そうなんだ。アイノラってどこにあるんだろ。遠いのかな」と思っていたら、まさにそのアイノラに列車(ローカル線)が停車(笑)
後でいろいろ調べたところ、シベリウス邸は今は記念館になっていて、夏期のみ一般公開されていることがわかった。

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そこまで言うなら(言われてないけど)行ってみるか~というわけで、日を改めてまたローカル線に乗りアイノラへ。

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アイノラは無人駅で、記念館は駅からとことこ歩いて20分ののどかな田園地帯にある。

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ほとんど森みたいな広~い敷地内には、母屋のほかにサウナ小屋、シベリウスと妻アイノが眠るお墓などがあり、森の中をしばらく歩くと敷地の端っこ、少し視界が開けた場所に出る。

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パンフレットがフィンランド語のためさっぱりわからないが(Temppeliは「寺」「神殿」などの意味らしい)、写真から想像するに、シベリウスは日々ここから森や湖を眺めては作品の構想を練ったのではないだろうか(ホントかいな)

・・・・・・などと妄想しながら「悲しきワルツ」を口ずさむ(うろ覚え)、絶対音感ゼロの女。
ズンチャッチャ、ズンチャッチャ~♪(全然違)

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写真は併設のカフェで食べた激甘ケーキ、ヤンネ(シベリウスの幼少時代の愛称)。
外側の白い皮は砂糖の塊で、歯が溶けるんじゃ!?というぐらい甘かった。

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さて、もともとハメーンリンナに行ったのは、郊外にあるアウランコ自然公園を歩きたかったから。
フィンランドに行ったからには森と湖っぽい風景を見てみたいと思い、ヘルシンキから日帰りで行ける場所のうち、いちばんよさそうなのがここだった。

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19世紀にとある実業家が個人で造営した人工の公園だそうだが、言われなければわからないぐらい鬱蒼とした森が広がっている。
1周3kmの車道のほか、自然遊歩道や馬道なども整備され、あちこち歩き回ったら1日楽しめそうだ。

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入口から30分ほど歩いたところに高さ33メートルの展望タワーがあり、「絶景が臨める」とガイドブックに書いてあったので、がんばってらせん階段を上がっていくと・・・・・・

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森と湖、キターーーッ!(喜)

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音楽の教科書に載っていた写真はもはやよく覚えていないけど、自分の中の「森と湖」はまさにこんなイメージ。
公園の造成が始まったのが1883年、シベリウスは65年生まれで85年にはヘルシンキに引っ越しているので、果たしてこの展望タワーに上る機会があったかどうか。
しかし眼下に広がる森と湖を眺めていると、この風景を見て「フィンランディア」を作曲したんじゃなかろうかと思えてくる。

チャララ チャ~ララ チャ~ララチャラララ チャッララ~♪(音痴)

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アウランコや生家のほかにも、ハメーンリンナには見どころが多い。
町中にはWetterhoffという手工芸の専門学校があり、手工芸材料や卒業生の作品を販売する売店、ギャラリー、カフェなどは、一般の人も利用することができる。
また町の外れに建つハメ城(ハメーンリンナは「ハメ族の城」という意味)は、フィンランド3大古城の1つ。
「ちょっと見るだけ」のつもりで行ったら姫路城レベルのガチなお城で、すでに夕方近くヘロヘロだったおのれの体に鞭打って、必死で見て回りました(笑)

午前中割と早い時間に着いたものの、森を歩いて売店見てカフェで食事して生家を見学した後は城に行き教会も見て、とやっていたら、あっという間に夕方(ヨロ・・・)
ハメーンリンナの少し先にはガラス製品で有名なイッタラ村があり、行けたら行こうかな~と思っていたが、列車が2時間に1本しかなく、日帰りで両方行くのは到底無理なことがわかった。

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それでなくても列車やバスの発車時刻、お店や施設の開館時間を常に気にしながらの町歩きで、せわしないったらない(全部見たい日本人)
機会があったら今度はハメーンリンナに泊まって、ゆっくり回ってみたいものだ。

・・・・・・さくっとまとめるつもりがどんどこ長くなってきたので、次回に続きます(え?)


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Commented by Freni at 2018-07-19 22:39 x
黒やぎさん、今晩は〜♪

すごーいっ!シベリウスの年表が頭に叩き込まれている!!お恥ずかしながら、若かりしシベリウス始めて見ました(爆)眉間の深いシワはこの時からすでに刻まれていたのですねー。
本当にムーミンが出てきそうな木立や舗装されていない道路、自然がそのまま残っていて素敵な場所ですね〜♡Gがさりげないシュガーコーティングのケーキは歩いて疲れたところの糖分補給にもってこい?(笑)

北欧や東欧の民謡は四七抜き音階似ているので、おのずと日本人の耳に入ってきやすいのでしょうね。そうそう、フィンランディア賛歌もナブッコの合唱も、作曲家が独立を求めて音楽で人々の愛国心を高めるのですが、誰が聴いても心を揺さぶるのだから天才なんだなぁ!(フランス国家は革命以来血なまぐさいままだけどw)。

ダブルデッカー(かしら?)もフィンランドの自然に馴染む色形ですねー!世界の車窓からのテーマソングが流れてきちゃう(笑)
Commented by chocotto-san at 2018-07-20 09:08
黒やぎさーん。音楽の素養がまるでなくて、Freniさんとの高尚な会話に、出る幕もありませんが・・・(^一^;)ケーキが、ものすごく、甘そうでびっくりしました!虫歯できそう(笑)。ここまで、フランス菓子の影響を受けずに、ひっそりと独自路線(?)を守り続けているフィンランド!!何と無くイメージが掴めてきたような・・・。ということは、郷土菓子なんかは、面白いものがたくさんありそう!!
この間ね、ヴィーガンのお店にフィンランドの人がきて隣のテーブルに座ったの!ちゃんとヴィーガンか?って店員さんに確認してたー。そんなことから、思わず、ネット検索したら、フィンランドは、ヴィーガンが多いってありましたー。マイノリティにも優しい、ってありました。たび記録、続くんですね!楽しみしてます!

Commented by kuroyagie at 2018-07-21 16:28
フレーニさん、こんにちは~

そうそう、年表を頭に叩き込んで・・・って、んなわけあるかーい! もちろんパンフ見て書いてるのよん。シベリウスの曲は好きでも本人には特に興味があったわけではなく、の割に2カ所も行ってるところが我ながら不思議。でもハメーンリンナもアイノラも行ってよかったなあと、今は思ってます。

> 北欧や東欧の民謡は四七抜き音階似ている
うんうん、似てる似てる・・・って、わかんねー! 「四七抜き音階とは!?」で、ググっちゃいましたよ。へーほー。つかフレーニさん、音楽畑のご出身ですか??? 音階が似ているということは、日本人には特に響く音楽なのかしらん。曲の背景とか何も知らずに聞いて日本のひねくれJKがいいと思うんだから、音楽の力は偉大ですね。

はいはい、これは行きに乗ったインターシティで、おっしゃる通りダブルデッカーです。ヘルシンキもちょっと外に出るとすぐ森で、まさに世界の車窓からのイメージでした。
Commented by kuroyagie at 2018-07-21 16:33
chocottoさん、こんにちは~

いやいや、私も最初全然わかんなくて目が点になってたよー! 私の音楽の素養は「ズンチャッチャ」レベルだから安心して(笑)。シナモンロールはそんなでもなかったけど、このケーキは衝撃的な甘さだったなあ。外側の皮(皮言うな)だけで、一体お砂糖何グラム使ってるんだろ。ケーキはね、今だとブルーベリーのパイとか、素朴な感じのものが多かったよ。郷土菓子はミルク粥の入ったカレリアパイが有名みたい。総じてサイズが大きく、それだけでお腹いっぱいになりそうでした。

そうなんだ、ヴィーガンが多いんだ。カフェのランチしか食べてないけど、ビュッフェだとほとんどが野菜って感じだったよ。マリメッコのランチも、ローストポテトにベーコンが入っていた以外は全部野菜で、ずいぶんヘルシーだな~と思いました。
フィンランド人は社交的な感じではないけれど、困ってるとすぐ声をかけてくれる親切な人が多かったです。治安もいいので緊張感ナッシング。ナッシングすぎてちょっとまずいかも!?と思うぐらいでした。
Commented by ひつじ at 2018-07-24 13:46 x
黒さまの見識の広さはこうして磨きをかけられていくのね…素敵だー!!
フィンランド憧れ。駐日フィンランド大使館公式(ツイッター)をたまに拝見するの。
心が豊かになれそうな国だわー。
黒しゃんの行動力を見習いたい!
あっ、サルミアッキ食べた?
Commented by kuroyagie at 2018-07-24 20:24
ひつじさんこんにちは、暑いねー!!!(大声)

そうそう、黒い動物の後付け耳学問はこうやって蓄積されていくのだ(笑)。アイノラのことはパンフ読むまで知らず、列車が停まった時は笑った~。まるで「ここだよ~ん」と誰かが教えてくれたみたいでした。

駐日フィンランド大使館公式(ツイッター)、面白いよね。こないだ羽生選手のフィンランド杯参戦が決まった時は、公式さんが大喜びしてたっけ。首都ヘルシンキもわさわさしてなくて落ち着くし、自然が豊かでいい国だな~と思ったよ。んで、サルミアッキは食べてません!(笑)
by kuroyagie | 2018-07-18 13:42 | | Comments(6)

永遠のソーイング初心者 黒やぎが綴る、縫い物の記録&時々その他。夢は桃やぎ服量産。


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